風景ブログ
風景マスターの日常をつぶやきます。
いい時間をありがとう♪
おとといの夜、中学高校の同級生、Nが1人で来てくれました。
彼は、ある一流ホテルのホテルマンです。
まさに天職、と思わせる佇まい。
スラッと長身で、髪は短く刈り込み、そしていつも穏やかで上品な笑みを湛えている……そんな男です。
その彼が深刻な病に侵されている、と聞いたのは2ヶ月くらい前でしょうか。
すぐに連絡をしたところ、手術も無事に済み、ちょうど仕事に復帰したところとの返事をもらい、ひとまずホッと胸を撫で下ろしていたのでした。
その彼がふらっと来てくれた。
あんなに日本酒が大好きだったのに、「まだちょっと控えてるんや」と、熱いウーロン茶を飲みながら、いろんな話をしました。
手術のこと、入院生活のこと、人生観や死生観の話、そして音楽の話♪
彼はカルカッシギター(クラシックギター)の名手。 高校の時は、カルカッシクラブのキャプテンをしていました。
長い入院生活の中でギターを弾きたくなり、迷惑にならないように休憩室や食堂や広いロビーの片隅でギターを弾いていたそうです。
すると……、 ロビーにポツリポツリと入院患者さん達が彼のギターを聴きに集まり出したのです!
その数はだんだんと増えていって……(^-^)
「ええわあ、Nさん」
「〓〓〓弾いてえな」
「なんか心が温ったこうなるわあ」 ……(^-^)
「そんなん言うてもらってなあ、なんか逆に僕が張りを貰ったんや。音楽やってて良かったて心から思った」 「長い間入院してはる人らは、ほんまに癒やしを求めてはる。僕の下手くそなギターなんかでも、癒される言うて集まってくれはるんや」……
そんな話をしているNの顔は、もうホンットにうれしそうで(^-^)
心から音楽が、ギターが好きなんだなあ……♪(^-^)
「あのな、5月4日に都雅都雅で僕らのバンド、ライヴやるんやけどな、僕らの前に3、4曲カルカッシギター弾いてくれへんか?」 「そんな立派なライヴハウスで弾かせてもらえるなんて感激や!」
「おまえそやけど、ゴールデンウイークやで。ホテルて絶対休めへんやろ?」
「そんなん何とかする。あのなマッチャン、僕な、もうこれはいよいよアカンな、って一回覚悟したんや。その時にいろんなこと感じたり発見したりした。上手いこと言えへんけど、お金やら家やら肩書きやらはあの世に持って行かれへんのやなあって実感してな。結局、人の優しさとか温ったかさとか、そういうモノなんやなあって……。まだこれから5年間ほどは予断を許さん状況やけど、時には仕事より優先させてもいいものてあるんやなあて思えるようになった」
ともすれば月並みな、しばしば耳にするような言葉。
でも、Nのその言葉は、圧倒的な説得力を持って、ずん、ずん、と僕の胸を打ちました。
5月のライヴのプランは盛り上がり、僕らBe QuietとNの合奏もしよう!と♪(^-^)v
2人で、「ワクワクするなあ、ワクワクするなあ」 と繰り返していたのでした♪ (*^_^*)
風景 松田正弘
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