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えべっさん

今年もまた恒例の『えべっさん(十日えびす)』へ行って来ました。

もう20年くらいは欠かさず行ってます。
今年は寒かったー(>_<)

当たり前だけど、昔と比べるとずいぶん人も少なくなっています。

こういうのって、これだけ長年毎年毎年行ってると、もうやめるにやめられなくなります。 突然やめるとえべっさんに、「おお、そうかそうか、ええ根性しとるがな。わかったわかった、ほなこっちもそのつもりで付き合わさせてもらうわ」などと思われ、切り捨てられてしまうような気がしてしまうのです(^^;)

だからというわけでもないのですが、毎年毎年行って、手を合わせて来ます。

まず、去年一年間お世話になった笹を納めます。 で、新しい笹を買います。なにも付いていないプレーンの笹が3000円!(=_=;)
その笹に、ひとつ五百円~千円の飾りを付けていくんだけど、これ、ホントはまず去年に付いていたものをすべて買って付け、今年はそこへ新たにひとつ増やす、というのが正しいらしいです。 つまり、毎年ひとつずつ飾りが増えていくようにするわけです。
でもそんなことをしていると、風景は今年24年目だから、2万5千円~3万円くらいになってしまうのです。
なので、毎年だいたい同じようなのを付けます。ちなみに写真ので7500円です(笹込み)。
で、お賽銭を入れ手を合わせ、今年一年の商売繁盛をお祈りします。
でも僕は数年前からちょっと気持ちが変わって来ました。 少し謙虚になったというか……。
まず去年の笹を納める所でお礼を言います――「今年もこうして納めに来れました。一年間ありがとうございました」
で、本堂に向かっては、「今年も一年、大きな怪我病気なく商売させてくださいね。来年もまた新しい笹が買えますようよろしくお願いします」
それだけです。

長年お店をやっていると、ホントにもうこれでじゅうぶん、って思うのです。

ちなみに、えべっさんは耳が遠いので、本堂の南側に叩き用の板があります。この板をドンドンドンと叩いて、頼んまっせぇ!と大きな声で呼びかけて帰ります。
ついでにもうひとつ。えべっさんをお参りした帰りに真新しい笹を持って寄り道をしないこと。
笹を持って食事をしにお店へ寄ったり、お茶をしに喫茶店へ行ったりすると、そのお店へ福を置いて来るって云われてます。
ずいぶん前、僕はそのことを知らずに笹を持ってお好み焼き屋さんへ入りました。するとそこのおばちゃんが、「いやぁ大将なにしてんの!ウチに全部、福くれるんかいな!」って言ったんです。「え……?」「へ?知らんのかいな?あのな、……」と教えてもらいました(^^;)
皆さんももし知らなかったのなら気をつけて……(^-^)v


ホントは今日は、「なんとも言えない嬉しさ」ってタイトルで違う話を書くつもりだったんだけど、えべっさんの話で一人盛り上がってしまい……。
タイトルを急遽書き直して。
えべっさんの話で終わってしまった(>_<)
予定していた話はまた明日(^^;)



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