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猫ひろしさん




  あーあ、……(*´д`*)


 ついさっき、今日配達されたばかりの「黒霧島」の一升瓶を落として割ってしまった(*´д`*)


    まっさらの(T_T)

  この手の事故は、なんだかすごくテンション下がる。

  もったいないのと、後片付けと。

 砕け散ったボトルを拾って、流れ広がった芋焼酎をキレイに流して。

   芋焼酎は香りがすごく強いから放っておくわけにいかない(>_<)


  なんだかもう何もかもイヤになる(^^;)


  気を取り直してブログ書きます。




なんとも言えない、うまく説明出来ない違和感が、実はずーっとあったのです。



例の猫ひろしさんの、国籍変えてロンドンオリンピック出場話。



アマチュアランナーとしてはとてもいい成績を持っているけれど、日本ではもっとタイムのいいランナーが大勢いるためオリンピックに出場することは出来ない。
そこで国籍というものを利用し、カンボジア人になればカンボジア代表としてオリンピックに出られるだろうと。


この話を初めて聞いたときは、「ふ~ん……なるほどね……ま、がんばってください」 と、まったく興味はなかったのです。

でもね、僕はそこでふっと思ったのです。


例えば陸上の100メートル走。 男子は引退した朝原選手、女子では福島千里選手が有名。 日本人選手として、悲願のファイナル進出を目指し僕たちを熱くさせてくれた。


でもたぶん、アメリカやジャマイカには、朝原選手や福島選手よりもうんと速いけれど、あまりにもレベルが高く層が厚いために、オリンピックや世界陸上に出れないヤツらがいっぱいいるんじゃないか……。

もしそういうヤツらが、ただ出場するためだけに(日本という国に対してなんの特別な感情も無しに)日本国籍を取得し、日本の代表としてオリンピックや世界陸上に出場しても、果たして朝原選手や福島選手に対するように、熱い気持ちで「がんばれ~」って思えるんだろうか……。



こんな素朴な疑問が沸き起こったのです。



極端に言うなら、大会が終わったあと、またさっさと元の国籍を取り戻そうとするかも知れない人を(そんなこと出来るのかどうか知らないけど)、馬鹿みたいに熱くなって応援出来ないよなぁ……。



もちろん、猫ひろしさんの、カンボジアという国に対しての想いを知らないから軽率なことは言えないんだけど……。



まあ、この程度の簡単な違和感だったわけです、初めの頃は。


けれど、自分の違和感、なんだか違うなぁって感じていて……。

応援出来るとか出来ないとか、なんかそれだけじゃないような、実はもっと深い、もっと大切な何かが間違っているような、重い違和感を感じていたのです。




その引っかかりが、今週号の週刊現代、作家の曽野綾子さんが書かれた記事を読んで雲散霧消。



ズバリ、「覚悟」。

   そして、「礼儀」。



  今なお、世界中でどれだけたくさんの人たちが自分の夫や妻と同じ国籍になりたいと願いながら、それを果たせずにいるか。
国籍とは、ときとして家族が引き裂かれ、生死さえをも分ける重要なもの。


猫ひろしさんが、カンボジアという国が良いときも悪いときも、ともにその運命とともに生き、カンボジア人になった運命を受け入れる覚悟でいるのかどうか。


その覚悟を持って国籍を変える、というのが、当然の、最低限のその国に対する礼儀だろ?



そんなものないんだろうな、っていうのは僕の勝手な推測だから、ここで非難は出来ない。



それなりの覚悟と礼儀を伴った決断なら失礼だから。



自分の国の国籍を捨てるという行為の意味は、実はとても大きい。




風景 松田正弘
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