風景ブログ
風景マスターの日常をつぶやきます。
感謝しかないのです(T_T)
1987年6月15日、今の場所に『風景』をオープンして、もうすぐ30年になります。
僕は29歳でした。
以来、30代40代50代のすべてを、この16坪の中で過ごして来ました。
先日もね、29歳だという女の子と風景の話題になり、
「あなたがね、オギャアと生まれてミルクを飲んで歩き出して、幼稚園だか保育園へ行って、小学校に入学して6年間を過ごして、中学生になって誰かを好きになったりして3年間過ごして、高校生になって彼氏と花火大会やらクリスマスを過ごして、大学へ行って、就職して、旅行へ行ったり失恋して傷ついたりして、で、今こうして風景のカウンターで話しているだろ?その間、僕は毎日ずーっとここにいるんだよねえ」というような話をしてました。
まあそんな人はたくさんいるんだけど、やっぱりひと所(ところ)で30年、というのはそれなりに感慨もあるわけで。
この30年間にいったい何人の人がお二階までの17段の階段を登り降りしてくださったんだろう。
僕はいったい何度この17段を登ったり降りたりしたんだろう。
正直、もう駄目かもな、って思ったこともあったし、いったいいつまで続けるんだろうって思ったことも。
そんなときに、どうにか持ちこたえさせてくれたのは、家族や友人達はもちろんのこと、やっぱり階段を登って入って来てくれる数えきれないお客様達のお顔です。
もうちょっとがんばろ、もうちょっと続けよ、と思いながら、気がつけば30年って感じです。
いつでも、当たり前のように必ずここにいる、というのがささやかな僕の信念みたいなものだった。
いまだにアマチュアで、いまだに自分本位のマスターです。
そして今、胸にある感情はただひとつ。
シンプルにただひとつ、『感謝』だけです。
いつも僕を奮い立たせてくれた数えきれないお客様達と、ずっと身を粉にしてついて来てくれた哲也と、家族と、そして何度も窮地を救ってくれた友人達と。
ただただ、『感謝』です。
ありがとうございます。
そしてこれからもどうかよろしくお願いいたします。
2017年6月
風景 松田正弘
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